スカルの角度にこだわりボリューム感を持たせた全面白仕上げのスカルリング「MALCHUT(マルクト)」
頭蓋骨のその精巧さはさる事ながら、装着時の重量感とインパクトに於いても右に出るモノの無い仕上がりとなっております。
正面から見た縦横の比率は、最も美しいとされるほぼ1:1.618(約5:8)の黄金比を示しており、頭蓋骨の造形としての美しさがより引き立てられた造形作品です。
このスカルリングに付けられた作品タイトル"マルクト"は、カバラというユダヤ教の伝統に基づく神秘主義思想に登場する象徴図・生命の樹(セフィロト)を構成する"10個の球(セフィラ)"の内の一つで、"王国"を意味する語です。
一つの宇宙創造論であるカバラでは、この世界が無限なる源泉からのエネルギーの流出によって構成されていると考えられており、その流出の最終的な形がこの物質世界であると解釈されます。
"MALCHUT"はその最後、10番目の流出過程であり、セフィロトの中では物質世界を表しています。
希硫酸によって全面に白仕上げが施されたこの作品は、日々の着用、経年経過によって表面に色合いの変化が起こります。
時間の摩擦が真っ白な肌をゆっくりと銀色に磨き上げていく様子を毎日お楽しみ頂けます。